吉川家墓所(きっかわけぼしょ)


岩国吉川(きっかわ)家初代広家(ひろいえ)から、6代経永(つねなが)を除く12代経幹(つねまさ)までの当主及び一族の墓が、51基立ち並んでいます。
常に濃い緑に囲まれた墓所は、静けさに包まれた特別な空間で、訪れる人々に深い感慨を抱かせます。
内部は、広家や経幹が眠る「山のお塔」、3代広嘉(ひろよし)や4代広紀(ひろのり)などの眠る「寺谷のお塔」に分かれ、塀が廻らされてそれぞれの墓域を囲んでいます。
墓石の多くは五輪塔で、藩主及び夫人の墓石は高さ3.5メートルを越え、石造文化財として見るべきものがあります。

墓地の中心は吉川広嘉の墓で、広嘉とその近親の墓である5基の五輪塔が、横一列に配置されています。
木菟の手水鉢(みみずくのちょうずばち)

誰が袖の手水鉢(たがそでのちょうずばち)

場所は参道の山道を30メートルほど入った「山のお塔」区域。吉川経幹の墓域のすぐ側にあります。
【所在地】〒740-0081 山口県岩国市横山1丁目256-2
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