錦雲閣
「錦雲閣」 (きんうんかく) は、明治18(1885)年に旧岩国藩主吉川家の居館跡が公園として開放された際、吉川家歴代を祀る吉香神社内の絵馬堂として建てられてものです。
旧藩時代の矢倉に似せて造られており、吉香公園の堀に面して立つその姿は、まるで一幅の日本画を見るようで、大変風情があります。
桁行6間、梁行4間、身舎5間×3間の入母屋造,桟瓦葺,楼閣風建築で,吉香公園内に偉容を誇り、階下は土間敷で,外周は入口を除き腰を板壁として内側に腰掛縁を設けています。階上は板敷で高欄付切目縁を廻してあります。
正面に、芦野文亀(ぶんき)の描いた鍾馗(しょうき)の絵が掲げられているほか、現在では目ぼしい絵馬は残っていません。「鍾馗」は、中国での疫病(やくびょう)神を追い払う神として信仰されており、岩国では、疱瘡(ほうそう)に対するお守り札とされていました。
平成12年(2000)2月には国の登録有形文化財となっています。
〒741-0081 山口県岩国市横山2丁目8
旧藩時代の矢倉に似せて造られており、吉香公園の堀に面して立つその姿は、まるで一幅の日本画を見るようで、大変風情があります。
桁行6間、梁行4間、身舎5間×3間の入母屋造,桟瓦葺,楼閣風建築で,吉香公園内に偉容を誇り、階下は土間敷で,外周は入口を除き腰を板壁として内側に腰掛縁を設けています。階上は板敷で高欄付切目縁を廻してあります。
正面に、芦野文亀(ぶんき)の描いた鍾馗(しょうき)の絵が掲げられているほか、現在では目ぼしい絵馬は残っていません。「鍾馗」は、中国での疫病(やくびょう)神を追い払う神として信仰されており、岩国では、疱瘡(ほうそう)に対するお守り札とされていました。
平成12年(2000)2月には国の登録有形文化財となっています。
〒741-0081 山口県岩国市横山2丁目8
このページの情報は「岩国市観光振興課」の提供です